株式会社調和技研で画像処理関係の開発を担当している加藤です。
わたしたちの会社は大学の研究室と連携し、研究領域の知見を社会の問題解決に活かす取り組みを続けています。
この度、弊社の技術顧問である飯塚先生と自律系工学研究室の方々に対して、私を含む弊社のエンジニア・研究者が自分の興味のある論文を紹介するという会を定期開催することになり、その第一回を2020年1月15日に開催しました。この記事では紹介に使用したスライドを掲載したいと思います。
テーマは自律系工学研究室で取り組まれている手話の解析に関連するもの、もしくは動画像の処理に関わる最新手法についてです。
なお開催はCOVID-19の影響でZoom開催となりました。
特にテーマを合わせたわけではないのですが、3名全員が物体検出・セグメンテーション関連の研究を紹介しました。
- 1件目:担当者 加藤, Deep Variational Instance Segmentation, Jialin Yuan, Chao Chen, and Li Fuxin
- 2件目:担当者 Hossain, BorderDet: Border Feature for Dense Object Detection, Han Qiu, Yuchen Ma , Zeming Li, Songtao Liu , and Jian Sun
- 3件目:担当者 Podder, End-to-End Object Detection with Transformers, Nicolas Carion, Francisco Massa, Gabriel Synnaeve, Nicolas Usunier, Alexander Kirillov, and Sergey Zagoruyko
先生、研究室の方々から様々な質問をいただき、より論文に対しての理解が深まった良い会となりました。
以上です。以下に紹介資料を載せますのでご興味のある方はご覧ください。